作業効率を高めるために

昨日Agile開発の極意を聞いたわけですが、そもそもの理解度が低いため本質が理解できたかわからないが、具体的な所では頭にあるものを直ぐに開発し、そのフィードバックから改善していく一連の流れをごく短い時間で進めていくことだと勝手に理解した。(よく、2週間後というキーワードが出ていた)

但し、一度作業を始めたら、ある程度形が視えるまで作業に集中する必要がある。
合意事項を確立するまでは、コミュニケーションの幅と深さを重視する必要があるが、一旦作業に取り掛かったら、その合意事項を元に脇目もふらずに一心不乱に作り上げたほうが良いということだ。

チームのプロジェクトを円滑にすすめる環境をデザインするときには、この考え方は役に立ちそうだ。
誰でも垣根なく集まっておしゃべりしながら、気軽にプレゼンやペアプログラミング出来る環境と、まさに独房(とは言い過ぎか)といえるような、今必要な情報以外、外部との接点を完全に断ち切るような環境が必要なんだろう。疲れたときにコーヒーブレイクのタイミングで、アイデアを手にするキッカケも有るだろう。

とはいえ、今のところ一人で作業しているだけなので、自分にできる事を一つ思いついた。
作業に入ったらインターネットを切る。たったこれだけ。

実はカンファレンスを見る前に始めていたが、これは至極効率が上がることに気づいていた。開発環境はローカルに構築しているので大して支障はない(リファレンスを見たいとき多少困るぐらい)。作業に取りかかり初めてからの外部とのコミュニケーションは、かなり無駄なコストにつながっているように思う。

これは、以前の会社でも見受けられた。常にコミュニケーションに時間を割いている状態では作業に集中できるわけもなく、ましてや仕事以外の事ばかり気に取られる人もいるだろう。結果としては、他の人が穴埋めをすることになる。まじめにやっている人から見ればやってられないという気持ちになる。

自分が会社を作るときには、誰もが当事者意識を持ち、自分の仕事に責任を持てるような環境を作りたいと思う。