勉強の意義

本日も家庭教師なり。5分と集中力が持たず、夏休みの宿題は3時間たっても全く進まない。勉強と言ってもノートを埋めるだけで、何かを覚えたりしているわけでもない。自分も勉強せねばならず、多少イライラする。
勉強が嫌いなのは勉強の意義もわからず、親や先生から押し付けられているからだろう。おまけに、それを教えた大人たちを信用していないとなれば、もはや聞く耳すら持たないというのも頷ける。聞くと俺のようになりたいのだと言われた。今の俺はいわゆるニートであり、社会の爪弾きものではあるが自由ではある。ある面では確かに空を羽ばたく鳥のように見えるのかもしれない。
鳥が自由に見えるのは多分飛んでいる時だけで、その実、苛烈な生存競争の真っ只中で生き抜かなければならないのだから、俺は鳥になどなりたくもない。
俺ですら辞めるまでにはそれなりに仕事をしてきたつもりだし、そのための貯蓄もしてきたし、計画もある。単なるニートでは先も知れてる。むしろ辞めたくたって簡単には辞めれないだろう。家族にも見放され、高架下で食うものにも困るような生活に憧れる奴はいないとは思う。中学生で生活保護を望むようなら、生活保護の制度は無くした方がいい。それは大人たちの責務だ。
やりたいことがなくても、ゲームや漫画は好きだろう。だったらそれに情熱を燃やせばいい。将来、その仕事につきたいと思うのであれば、それを生み出すのに必ず勉強の壁にぶち当たる。あとになって、やっておけばよかったとそこで初めて後悔するだろう。お前が今やろうとしている勉強はそのための土台作りなんだ。親は皆サボってきたことを後悔しそうならないよう勉強させているんだ。「お前のため」というのはメンツや建前で言ってるわけじゃない。

と、口うるさく説教した。多少は通じたようだった。勉強が目的になっては意味が無いしな。
しかし手が動ず、集中力が続かなかったwww。まぁ、それは追々鍛えていくしかなさそうだ。
この辺は、勉強法を身につけるしかなさそうだ。